生理前に体重が増えるのはなぜ?焦ってダイエットをやめないための記録の見方

公開 ・ AutoMeal

結論

生理前に体重が増えるのは、一般にホルモンの変化で体が水分をためこみやすくなるためと説明されます。多くは一時的な変動なので、1日の数字でダイエットの失敗と判断せず、生理が終わったあとの体重や前の周期の同じ時期と比べて見るのが目安です。

この記事の要点

  • 生理前の体重増加は、むくみなどによる一時的な変動であることが多いとされます

  • 1日の数字ではなく、周期をまたいだ流れで体重を判断するのが目安です

  • 生理前の時期を書き残すと、次の周期で同じ増え方を見分けやすくなります

  • 増えた日も記録をやめないことが、長い目で体重を整える土台になります

  • 強い症状や急な体重変化が続く場合は、婦人科などの医療機関に相談してください

生理前に体重が増えるのはなぜ?

生理前の体重増加は、黄体期に分泌が増えるホルモンの影響で、体が水分をためこみやすくなることが主な理由と一般に説明されます。

生理前の体重増加とは、生理が始まる前の時期に、食事量を大きく変えていなくても体重が一時的に増える現象です。医学的な診断ではなく、一般に知られている体の変化として紹介します。

一般に挙げられる主な理由

  • 水分をためこみやすくなる:排卵後から生理前までの時期(黄体期)は、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増えます。体が水分をためこみやすくなり、むくみとして体重に表れることがあります。
  • 食欲が増えやすくなる:生理前は甘いものや塩辛いものを食べたくなる人がいます。塩分の多い食事は、体が水分をためこむ方向に働きます。
  • 便通が変わりやすくなる:生理前に便秘ぎみになる人もいます。腸の中にある内容物の重さも、体重計の数字に含まれます。

体重の増え方には個人差がある

増える量や時期は、人によって大きく異なります。ほとんど変わらない人もいれば、はっきり増える人もいます。自分の増え方を知るには、自分の記録を見るのが確実です。

※本記事の内容は一般的な情報です。体調に不安がある場合は医療機関に相談してください。

生理前に体重が増えたらダイエットは失敗?

生理前の体重増加だけで、ダイエットが失敗したとは判断できません。水分の変動は脂肪の増加とは別のもので、生理後に戻ることが多いとされます。

体重計の数字には、脂肪だけでなく水分・食べ物・便の重さが含まれます。生理前に増える分は、主に水分やむくみによるものと一般に説明されます。

脂肪の増加と一時的な変動の違い

見るポイント 一時的な変動(むくみなど) 脂肪の増加
増え方 数日で急に増える 数週間〜数か月かけて少しずつ増える
時期 生理前に重なりやすい 周期と関係なく続く
生理後 戻ることが多い 戻らない
体の感覚 顔や脚のむくみ、張りを感じやすい 特定の時期の変化として感じにくい

判断を急がないことが大切

生理前の数日間の数字だけを見て「失敗した」と考えると、ダイエットそのものをやめるきっかけになりがちです。判断は、生理が終わって数日たってからの体重で行うのが目安です。

生理前の体重はどう記録して見ればいい?

生理前の体重は、毎日同じ条件で量って記録し、1日単位ではなく周期をまたいだ流れで比べるのが見方の基本です。

体重記録は、1回の数字よりも数週間分の流れに意味があります。生理前の変動を見分けるには、同じ条件で量り続けることが前提になります。

同じ条件で量るための手順

  1. 量る時間を決める:朝起きてトイレに行ったあと、食事の前など、毎日同じタイミングにします。
  2. 服装をそろえる:パジャマのまま、または同じ服装で量ります。
  3. 1日1回にする:1日に何度も量ると、細かな増減に気持ちが振り回されやすくなります。
  4. 数字をそのまま残す:増えた日も減った日も、修正せずに記録します。

比べる相手を変える

  • 前日と比べない:前日との差は、水分や食事の影響を大きく受けます。
  • 前の周期の同じ時期と比べる:生理前同士、生理後同士で比べると、周期による変動を除いて見られます。
  • 生理後の体重で振り返る:体重の変化を判断するときは、むくみが落ち着きやすい生理後の数字を基準にします。

生理前にダイエットをやめないためにはどうすればいい?

生理前は体重が増えやすい時期だと先に知っておき、目標を「減らす」から「記録を続ける」に切り替えると、途中でやめにくくなります。

生理前のダイエットで挫折しやすい理由は、努力しているのに数字が増えることで、気持ちが折れてしまう点にあります。体の変化をあらかじめ想定しておくと、数字を見たときの受け止め方が変わります。

生理前の時期に意識したいこと

  • 目標を下げる:生理前は「体重を減らす期間」ではなく「記録を続ける期間」と決めておきます。
  • 食べすぎた日を責めない:食欲が増えやすい時期であることを前提にします。1日の食べすぎで、それまでの記録は無駄になりません。
  • 塩分の多い食事に気づく:外食や加工食品が続いたときは、翌日の体重が増えやすいと知っておきます。
  • 生理前の時期をメモしておく:手帳やカレンダーに生理の開始日を書いておくと、体重の増加が周期と重なっているかを後から確認できます。

記録をやめないことの意味

記録が途切れると、次の周期で比べるための材料がなくなります。増えた日の数字も、次の周期で「同じ時期に同じように増えた」と見分けるための大切なデータです。

体重記録を続けるコツは?

体重記録を続けるコツは、完璧を目指さず、量る・書くの手間を減らし、記録できたこと自体を良しとする仕組みを作ることです。

体重記録が続かない原因は、手間の多さと、数字を見るたびに落ち込む気持ちの2つに分けられます。どちらも、やり方を少し変えることで軽くできます。

続けやすくする工夫

続かない原因 工夫の例
量るのを忘れる 体重計を洗面所など毎朝通る場所に置く
書くのが面倒 体重だけを記録し、ほかの項目は増やさない
数字を見て落ち込む 1日の数字ではなく、1週間や周期単位で振り返る
抜けた日があると嫌になる 抜けた日は空けたままにして、翌日から再開する

「戻ってこられる」ことを大切にする

数日記録が抜けても、また量り始めれば流れは追えます。完璧な記録より、途切れても再開できる習慣のほうが、長い目で見て役に立ちます。

生理前の体重増加で病院に相談したほうがいいのはどんなとき?

体重の増加が生理後も戻らない場合や、むくみ・気分の落ち込みなどで日常生活に支障がある場合は、婦人科などの医療機関に相談するのが目安です。

生理前の体重増加は一般的な体の変化として説明されることが多いものの、すべてが心配のないものとは限りません。次のような場合は、自己判断せずに医療機関に相談してください。

相談を考えたい主なケース

  • 生理が終わっても体重やむくみが戻らない状態が続く
  • 短い期間で、周期と関係なく体重が大きく増えている
  • 生理前のイライラや気分の落ち込み、体の不調で、仕事や生活に支障が出ている
  • 生理の周期や出血の量が、それまでと大きく変わった

相談するときに役立つもの

体重の記録と生理の開始日を残しておくと、医師に経過を説明しやすくなります。日々の体重記録は、ダイエットだけでなく体調の変化に気づく材料にもなります。

※本記事は一般的な情報の紹介であり、診断や治療の代わりにはなりません。

よくある質問

量らない選択もありますが、記録を残すと次の周期で同じ増え方かどうかを見分けやすくなります。数字に落ち込みやすい場合は、生理前は記録だけして判断は生理後に行う、と決めておく方法があります。

一般には、生理が始まってから終わるころにかけて戻ることが多いとされます。ただし戻る時期や量には個人差があります。生理後もしばらく戻らない状態が続く場合は、医療機関に相談してください。

無理にがまんすると反動で食べすぎることがあります。生理前は食欲が増えやすい時期と知ったうえで、食べた内容をざっくり記録し、自分を責めずに翌日からいつもの食事に戻す考え方が続けやすい方法です。

あります。生理前に体重が減らなくても、記録や食事の習慣を続けることで、生理後の体重の変化を正しく追えます。生理前は「減らす時期」ではなく「続ける時期」と考えると、やめるきっかけを減らせます。

生理前に体重が増えた日も記録を続けたい人には、体重が増えても責めない体重管理アプリ「オートミール」があります。体重は1日1回やさしくチェックでき、食事も写真からざっくり記録できます。記録するたびに相棒が反応してくれるので、数字に落ち込みやすい時期も記録を続けるきっかけになります。

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